【S11.最終488位】レート2006 ガチツキウルガ積みリレー

 

 

 

S11お疲れ様でした。

レギュレーションE開始シーズンと共にかなりのインフレシーズンになりましたが、久しぶりに2000を達成したので簡単に構築記事を書きたいと思います。

 

結果

TNたかちーぽけ 109勝70敗 最終488位 レート2006

 

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構築作成経緯〜

相変わらず大好きなトドロクツキを軸に考え始めた際に、鋼テラスのスケショカイリューの増加やアカツキガチグマの解禁、変わらず個体数の多いでんじはハバタクカミによって、トドロクツキを単体のエースとして通すことがこれまで以上に難しくなっていると感じた。

 

そこで、「縦の並びで解消する」+「片方にでんじはが入ってもハバカミを対面処理して2枠目の積みエースをでんじはから守る」という着想を持った。そしてトドロクツキが打点のない鋼タイプに強い2枠目の抜きエースとして鬼火アッキウルガモスに注目した。

 

当初はこの2匹にカバルドンを組み合わせて使っていたが、砂とウルガモスシナジーが悪かったため、カバルドンをガチグマに変更した。

この3体を基本選出として考え、残りを最低限のサイクル+対面を意識して組んでいった。

 

 

 

 

単体解説

ガチグマ

テラスタイプ 水

性格 ひかえめ

特性 しんがん

努力値 H244 B52 C116 D76 S20

実数値 219-×-147-187-95-75

持ち物 オボンのみ

技構成 ブラッドムーン だいちのちから しんくうは あくび

 

調整意図 HB-A200ウーラオスインファイト確定耐え

C実数値187 11n

Dあまり

Sミラー意識で気持ち

 

スペックお化け。元のDが高くないため、多少のD振り+オボンによって特殊耐久もHCチョッキとほぼ同程度のラインを実現できている。当たり前だがオボンを持たせたことによって物理により強く、あくびによってブラッドムーンのデメリットが実質なしになるシナジーを誇る。

 

またあくびで相手の裏を見ることによって試合の展開を決めやすい。

テラス読みや引き読みをされる中、初手ウーラオスやパオジアン対面でもブラッドムーンを押せるのが非常に強かった。

 

 

トドロクツキ

テラスタイプ 飛行

性格 いじっぱい

特性 こだいかっせい

努力値 H212 A36 B132 D4 S124

実数値 207-180-108-×-122-155

持ち物 ブーストエナジー

技構成 アクロバット ちょうはつ りゅうのまい はねやすめ

 

調整意図

A-ブーストエナジーでAが上がるため、上昇効率を考えて10n (上昇後A216)

HB-A特化カイリューのノマテラ神速2耐え

S-最速セグレイブ+3  +2でエナジーツツミ抜き

 

最強の積みエース、見た目がかっこいい。

前期と全く同じ。ちょうはつはケアされることがほぼないため、あくびで流そうとしてくるカバや残飯ガチグマ、エンペ、その他ドヒドイデやゴツメカイリューにも刺さる。その一方で鋼テラスカイリューに打点がないが、裏にウルガモスを置くことによって縦の並びで解決を図っていた。

 

竜舞のイメージが強いが無理に積まずとも、対面でチョッキガチグマに殴り勝てるくらいには対面が強い。

 

 

 

ジバコイル

テラスタイプ 草

性格 控えめ

特性 アナライズ

調整 H252 B4 C4 D236 S12

実数値 177-×-136-166-140-82

持ち物 とつげきチョッキ

技構成 放電 ラスターカノン ボルトチェンジ ボディプレス

 

調整意図

特殊耐久がギリギリのため、ほぼHD

S-麻痺した最速ウーラオス抜き

 

ツツミとカミに対して滅法強い引き先として採用。

選出率は1番低いが、出した試合は非常に活躍した。ツツミに対してはブーストエナジーを消費させないと上からアンコールで後続が一生積み技を使えないため、ツツミに対する引き先という明確な役割があった。

相手のポケモン3体以上に受け出せる時は積極的に選出した。

 

 

 

ウルガモス

テラスタイプ 水

性格 おくびょう

特性 ほのおのからだ

調整 H244 B220 S44

実数値 191-×-113-155-125-138

持ち物 アッキのみ

技構成 ほのおのまい おにび ちょうのまい あさのひざし

 

調整意図

S 1舞で最速ツツミ抜き あまりHB

 

本構築における圧倒的MVP。圧倒的詰ませ性能を誇る要塞である。

テラス+おにび+アッキによる起点の範囲が凄まじく、炎オーガポン以外の殆どの環境の物理アタッカーは起点にできた。

このポケモンで最後に詰めに行く動きの他、2体目に出した時にテラスを切らずに鬼火で起点を作り、後続のトドロクツキに繋ぐ動きも非常に強力だった。

 

なおシーズン中は性格を図太いで使っており、補正の兼ね合いでこれよりB実数値が3低い個体で戦っていたことを、この記事を書いて調整を見直している時に初めて気がついた。だがそれでも充分強かった。

 

 

 

・オーガポン

テラスタイプ 岩

性格 ようき

特性 がんじょう

調整 A252 B4 S252

実数値 155-172-105-×-116-178

持ち物 いしずえのめん

技構成 つたこんぼう ウッドホーン つるぎのまい みがわり

 

対面駒その1

汎用性を保ちながらキョジオーン+オーガポンの並びを崩せるポケモンとして当初は期待していた。

身代わりが珍しいのか、ドヒドやサケブシッポ、クイックターン組によく刺さっていた。また初手アローラキュウコンに対して初手つるぎのまいを押せるとアドバンテージがデカい。

鋼タイプに打点がない以外は申し分なかった。

 

受けループを崩せるように炎オーガポンにしてもよかったかもしれない。無難に強かったが検討の余地はあり。

 

 

・パオジアン

テラスタイプ フェアリー

性格 いじっぱり

特性 わざわいのつるぎ

調整 A252 B4 S252

実数値 155-189-101-×-85-187

持ち物 きあいのタスキ

技構成 つららおとし じごくづき せいなるつるぎこおりのつぶて

 

対面駒その2 強い、ひたすらに強い。

ウーラオスがいない構築相手やディンルー入りに対してよく選出し、前述のオーガポンよりも選出率は高かった。

対面構築のスタンパ相手には技の通りがかなりよく、レギュCやレギュDよりはこのポケモンに対するマークが薄かった気がしている。

フェアリーテラスなのは元々せいなるつるぎの枠をテラバーストで採用していたから。ただゴーストテラスにしてもガチグマのしんくうはを受けられない上、スケショカイリューの個体数を考えると特段変える必要がないような気もする。

 

 

 

【基本選出】

・vs対面構築

初手ガチグマ+トドロクツキ ウルガモス

 

メジャーなガチグマ入りスタンのような対面構築相手に対する選出

ガチグマで初手殴り勝つorあくびで裏を見て展開するプランが明確な勝ち筋。数的不利をとってもツキとウルガがそれぞれ試合をひっくり返す性能を持っているのが強みである。

 

 

・vsサイクル構築

初手ガチグマ+トドロクツキ+オーガポンorジバコイル

キョジオーン絡みやチオンジェン絡み、キラフロル入りなどに対する選出。相手の並びによって多少変わるが基本的にこの4体から選択になる。

間違ってもウルガモスなんて投げてはいけない。

 

・対面選出

初手パオジアン+トドロクツキ+@1

ディンルーやカバルドン入りに対して対面的に殴り勝てそうな相手に対する選出

 

 

 

【重たいポケモン

キノガッサ 

1-1では誰も勝てないので初手にパオを合わせて怯み期待、後ろからウルガモスを展開してほのおのまいの起点にする。

 

・最速ウーラオス

トドロクツキが準速ウーラオスまでしか抜いていないので苦しめ、剣舞とか積まれると相当苦しい。

 

・コノヨザル

ステロいのちがけまで仕事をされてしまう。

ガチグマでブラッドムーンを撃ち、いのちがけの被害を減らしたい。

 

ご覧の通り構築全体で格闘の一貫が凄まじい。来期はハバカミ、サフゴ、カイリュー辺りをしっかりと採用したい。

 

 

 

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ありがとうございました。