S15お疲れ様でした。
TNけい 最終398位 61勝26敗 レート2011
TNたかちーぽけ 最終4桁 レート1900ちょい
かなり納得のいく構築を組めたので記事書きます。
【構築コンセプト】
①カイリューとハバタクカミを強く使う
②全ての試合にカイリューを選出する
③スタン構築に高い勝率を出す
【構築経緯】
まず①を満たすため、この2体は汎用性、単体性能を高く持てる型で採用する必要があった。
特にカイリューに関して、上記の②を満たすために
・サイクル性能
・詰め性能
・対面性能
3つ全てを兼ね備える必要があり、たべのこし竜舞カイリューがこれに該当すると思い採用することにした。
次にハバタクカミに関して、環境のハバタクカミが最速ばかりだったのに合わせて、同速以上の勝負をするためにBSぶっぱのエナジーカミを採用することに決めた。
③vsスタンに対して
対面スタンに対してどくびしの通りがよく、かつカイリューとハバタクカミがどくびしとの相性が非常に良い点を踏まえ、初手に投げられやすいパオカミラオスオーガポン全てに出し負けをしないHBかるわざオボンオオニューラを採用した。
どくびしが強いのは
・相手のハバタクカミに対してどくびしを踏ませると、こちらのハバタクカミの異常祟り目でワンパンできる点
・ガチグマ、ウーラオス、タケルライコ他、並以上の耐久を持つポケモン相手でも、カイリューのはねやすめでスリップダメージを稼ぎ、神速の圏内まで押し込める点
・元々最強であるカイリューカミを、さらに強く動かすことができる点
にあるとシーズンを通して感じた。
オオニューラ+ハバタクカミ+カイリューを対スタンにおける基本選出とし、
カイリューと合わせてサイクルを回せるサーフゴー
崩し、起点作りが可能で安定感のあるディンルー
流行っていたママンボウグライオンに勝てるパオジアンを採用し、最終的にBig6チックな並びに仕上がった。
単体解説
・ディンルー@フィラのみ
テラスタイプ どく
性格 わんぱく
特性 わざわいのうつわ
努力値 H212 A4 B140 D124 S28
実数値 257-131-179-×-116-69
技構成 カタストロフィ ステルスロック まきびし ふきとばし
鹿のバケモノ。何でも耐えて何でも削る。
選出率はまずまず。ランドカミみたいなサイクル相手や、キョジオーン入りに対して刺さりがよければ初手から投げた。ステロまきびしの圧力が強すぎて、キョジオーンに負けることはほぼなかった。出した試合の勝率はかなり高く、非常に良い活躍をしてくれた。
調整に関しては残飯個体の流用である。そのためHPが意味不明に16n+1だし、攻撃技がないのに余った端数をAに振っている。こいつが硬すぎて殆ど気にならないが、21を目指したりするならもう少しマシな調整を考えるべきだ。
・カイリュー@たべのこし
テラスタイプ ノーマル
性格 いじっぱり
特性 マルチスケイル
努力値 H212 A252 B4 D4 S36
実数値 193-204-116-×-121-105
最強ポケモン
残飯のおかげで、とんぼやアクジェに対して自動でマルスケが復活する。
他にも残飯回復によって対面から竜舞の起点にできる範囲が他の型よりも広く、サイクルにおいても対面においても優秀すぎた。
イメージは全ての構築に対して85点以上を確定で出せる感じ。更にこれに毒びしが加わるため、その性能はピカイチ。
誰が相手でもほとんど投げてた。
・サーフゴー@こだわりスカーフ
テラスタイプ はがね
性格 おくびょう
特性 おうごんのからだ
努力値 H148 B4 C124 D4 S228
実数値 181-×-116-169-112-146
技構成 シャドーボール ゴールドラッシュ 10まんボルト トリック
言うまでもなく特性と耐性が偉く、カイリューと組み合わせることで無限の可能性を生み出せるポケモン。もちろん強いが最後まで100%で使いこなせたかどうかは怪しい。強いけど使いこなすのが非常に難しい。
10まんボルトは各水テラスや水ラオスに撃てて便利だった。飛行テラスにして自己再生を搭載している人もよくいるが、結局グライオンにはまもみがされてしまう為、それ解決になってないだろとよく思う。
・パオジアン@いのちのたま
テラスタイプ
性格 ようき
特性 わざわいのつるぎ
努力値 A252 B4 S252
実数値 155-172-101-×-85-205
技構成 つららおとし テラバースト ふいうち
択を1度合わせるだけで相手のサイクルを破壊できる崩し枠。
剣舞をするタイミングがかなり難しく、使っていて非常にハラハラした。ママングライへの勝率は5-5くらいだったので、もっといい調整や型があったかもしれない。
爽快感は本構築No. 1
・ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ みず
性格 おくびょう
特性 こだいかっせい
努力値 B220 C36 S252
実数値 130-×-103-160-155-205
技構成 ムンフォ たたりめ でんじは あまえる
無難。ミラーを考えて最速にし、ラオスのアクジェやパオのつぶてを考えてBに厚くした。
Cは異常祟り目でH振りのハバタクカミを確定で落とせるライン
ハバタクカミミラーの同速で試合が決まりそうな展開では消極的にテラスを切っていたが、シーズンが終わった今でもそれが間違いだったとは思わない。
思考停止気味に水テラスでの採用だったが、こいつにテラスが欲しい場面は基本的に、ラオスのアクジェ、パオの礫、ハバタクカミミラーの3つしかないため、水テラスで正解だったと思う。
・オオニューラ@オボンのみ
テラスタイプ ゴースト
性格 わんぱく
特性 かるわざ
努力値 H252 B252 S4
実数値 187-150-123-×-100-141
技構成 フェイタルクロー インファイト
ほのおのパンチ どくびし
偉すぎる先発要因 「なんかひけ!」
ウーラオス、ハバタクカミ、パオジアン、オーガポンに対して2回以上の行動保証があり、フェイタルクローを撃ってから次の行動を決めることができるため、立ち回り的にもかなり安定した。
50%で追加効果を引けるとどくびしを撒いて退場→ハバカミで祟り目の動きが非常に強力だった。
サイコショックカミやサイコファングパオジアンが上位帯にあまり数がいなかったのも幸いした。(当たると即負けなので増えると厳しい)
選出パターン
vs対面スタン
オオニューラ+ハバタクカミ+カイリュー
vsランドカミラオス、キョジ入り、フロル展開
ディンルー+カイリュー+サーフゴー
vsバレルイーユイ系統
オオニューラorディンルー+カイリュー+サーフゴー
vsディンカイサーフ
@3の取り巻き次第だが、そこにパオジアンがいると正解が分からない。
オオニューラorディンルー+カイリュー+サーフゴー
vsママングライ
ディンルー+パオジアン+@1
vsアグロサイコ(イエッサン+テツノカシラ)
オオニューラ+ディンルー+カミorサフゴ
終わりに
対戦数100戦以内で高い勝率を維持しながら、20を達成できたことと、純粋にディンカイサーフが楽しかったこと、2つ重ねて嬉しいです。
S16も楽しみながら潜ります。
ありがとうございました!