【S17 最終299位】毒菱ディンカイサーフ結

たかちーぽけです。

S17で最終299位に残ったので、ごく簡潔に構築記事を書きたいと思います。

各個体の細かい調整意図を知りたい方は、S15の構築記事の方を参照ください。

 

TNたかちーぽけ レート2002  99勝 63敗 最終299位

 

・ディンルー@フィラのみ

テラスタイプ どく

性格 わんぱく

特性 わざわいのうつわ

努力値 H212 A4 B140 D124 S28

実数値 257-131-179-×-116-69

技構成 カタストロフィ ステルスロック まきびし ふきとばし

 

最後まで一貫してこの構成のディンルーを使い続けた。対スタンにおいてはオボンのみの方が安定はするが、このポケモンの役割対象は基本的に

①ブリジュラス+アシレーヌランドロス

② キョジオーン入り

アローラキュウコン入り壁展開

に対して定数の削りを入れることであり、この手の構築はディンルーの処理速度が遅いためフィラのみで大きな問題はなかった。そもそもこいつが硬すぎる。

ただ上記3つにパオジアンが同居している構築相手は少し苦しかった印象(そもそも構築単位でパオジアンが若干きつめ+ディンルーからの打点がないため)

カタストロフィをヘビーボンバーにする余地は充分にあったと思う。

 

カイリュー@たべのこし

テラスタイプ ノーマル

性格 いじっぱり

特性 マルチスケイル

努力値 H212 A252 B4 D4 S36

実数値 193-204-116-×-121-105

技構成 しんそく じしん りゅうのまい はねやすめ

 

選出率95% 強すぎる。

残飯は相手のランドロスやハバカミに対して特に体力管理がしやすく、蜻蛉やクイックターンに対してマルスケを維持できる神アイテム。

これ以外使える気がしない。

 

 

・サーフゴー@こだわりスカーフ

テラスタイプ はがね

性格 おくびょう

特性 おうごんのからだ

努力値 H148 B4 C124 D4 S228

実数値 181-×-116-169-112-146

技構成 シャドーボール ゴールドラッシュ 10まんボルト トリック

 

ステロ+シャドボ2発でオーガポンが落ちないことがあるのが少し気になったため、Hを削ってcに回してもよかったかもしれないが、耐久に振っていたことによって信頼できた部分もあるため難しい。

 

・オーガポン@いどのめん

テラスタイプ みず

性格 ようき

特性 おもかげやどし

努力値 H252 A4 B100 D4 S148

技構成 つたこんぼう ウッドホーン やどりぎのたね みがわり

 

調整意図

Hぶっぱ

S 最速グライオン抜き 最速ウーラオス抜かれ(襷予想ができる+対面で下からウッドホーンが撃てる)

あまり適当

 

前期からの唯一の変更枠

ママンボウ×グライオンに対して正面から圧をかけられ、かつ構築全体で重めだったウーラオスに強い枠として採用。

パオジアンに比べて選出率が高かったため、この変更は正解だったと思う。

 

 

・ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ みず

性格 おくびょう

特性 こだいかっせい

努力値 B220 C36 S252

実数値 130-×-103-160-155-205

技構成 ムンフォ たたりめ でんじは あまえる

 

不利寄りな相手には大体こいつで麻痺らせて勝った。

 

 

・オオニューラ@オボンのみ

テラスタイプ ゴースト

性格 わんぱく

特性 かるわざ

努力値 H252 B252 S4

実数値 187-150-123-×-100-141

技構成 フェイタルクロー インファイト

ほのおのパンチ どくびし

 

構築の軸にして実は今シーズン1番の諸説枠

本来の役割対象である初手パオジアンのサイコファング搭載率が前期より高く、出落ちしてそのまま負ける試合が多かった。

それでもまだ持ってない個体の方が多かったため、知らんといいながら投げていたが、多分間違ってた気がする。

終戦は受け出ししてきたガチグマを麻痺らせて2連麻痺で無償突破

その後戻ってきたカイリューを1発で麻痺らせてeasy winをした。ありがとうオオニューラ

 

 

 

基本選出

vsレギュFスタン

オオニューラ+ハバタクカミ+カイリュー

 

vsランドブリアシレ系統 キョジオーンサイクルキュウコン展開軸

ディンルー+カイリュー+サーフゴー

 

vsママングライ系統

オーガポン+ディンルー+@1

ステロまきびし+オーガポンで崩す。

@1でテツノツツミを誤魔化す

 

 

特にきつい構築

トリルガチグマ展開

ノマテラ+スカーフブラッドムーンが羽で受からないため厳しい。

トリルを貼られることを前提に、数的有利を意識して裏をガチグマに合わせる気迫で立ち回る。

 

 

今シーズンからは禁伝環境なため、今構築のレンタル構築はありません。

今シーズンも頑張りましょう。

 

 

 

 

【S15 最終398位】 毒菱スタンfeatディンカイサーフ

 

S15お疲れ様でした。

TNけい 最終398位 61勝26敗 レート2011

TNたかちーぽけ 最終4桁 レート1900ちょい

 

 

 





 

かなり納得のいく構築を組めたので記事書きます。

 

【構築コンセプト】

カイリューとハバタクカミを強く使う

②全ての試合にカイリューを選出する

③スタン構築に高い勝率を出す

 

 

【構築経緯】

まず①を満たすため、この2体は汎用性、単体性能を高く持てる型で採用する必要があった。

特にカイリューに関して、上記の②を満たすために

・サイクル性能

・詰め性能

・対面性能

3つ全てを兼ね備える必要があり、たべのこし竜舞カイリューがこれに該当すると思い採用することにした。

 

次にハバタクカミに関して、環境のハバタクカミが最速ばかりだったのに合わせて、同速以上の勝負をするためにBSぶっぱのエナジーカミを採用することに決めた。

 

③vsスタンに対して

対面スタンに対してどくびしの通りがよく、かつカイリューとハバタクカミがどくびしとの相性が非常に良い点を踏まえ、初手に投げられやすいパオカミラオスオーガポン全てに出し負けをしないHBかるわざオボンオオニューラを採用した。

 

どくびしが強いのは

・相手のハバタクカミに対してどくびしを踏ませると、こちらのハバタクカミの異常祟り目でワンパンできる点

・ガチグマ、ウーラオス、タケルライコ他、並以上の耐久を持つポケモン相手でも、カイリューのはねやすめでスリップダメージを稼ぎ、神速の圏内まで押し込める点

・元々最強であるカイリューカミを、さらに強く動かすことができる点

にあるとシーズンを通して感じた。

 

オオニューラ+ハバタクカミ+カイリューを対スタンにおける基本選出とし、

カイリューと合わせてサイクルを回せるサーフゴー

崩し、起点作りが可能で安定感のあるディンルー

流行っていたママンボウグライオンに勝てるパオジアンを採用し、最終的にBig6チックな並びに仕上がった。

 

 

 

 

 

 

単体解説

 

・ディンルー@フィラのみ

テラスタイプ どく

性格 わんぱく

特性 わざわいのうつわ

努力値 H212 A4 B140 D124 S28

実数値 257-131-179-×-116-69

技構成 カタストロフィ ステルスロック まきびし ふきとばし

 

鹿のバケモノ。何でも耐えて何でも削る。

選出率はまずまず。ランドカミみたいなサイクル相手や、キョジオーン入りに対して刺さりがよければ初手から投げた。ステロまきびしの圧力が強すぎて、キョジオーンに負けることはほぼなかった。出した試合の勝率はかなり高く、非常に良い活躍をしてくれた。

調整に関しては残飯個体の流用である。そのためHPが意味不明に16n+1だし、攻撃技がないのに余った端数をAに振っている。こいつが硬すぎて殆ど気にならないが、21を目指したりするならもう少しマシな調整を考えるべきだ。

 

 

カイリュー@たべのこし

テラスタイプ ノーマル

性格 いじっぱり

特性 マルチスケイル

努力値 H212 A252 B4 D4 S36

実数値 193-204-116-×-121-105

技構成 しんそく じしん りゅうのまい はねやすめ

 

最強ポケモン

残飯のおかげで、とんぼやアクジェに対して自動でマルスケが復活する。

他にも残飯回復によって対面から竜舞の起点にできる範囲が他の型よりも広く、サイクルにおいても対面においても優秀すぎた。

イメージは全ての構築に対して85点以上を確定で出せる感じ。更にこれに毒びしが加わるため、その性能はピカイチ。

誰が相手でもほとんど投げてた。

 

 

・サーフゴー@こだわりスカーフ

テラスタイプ はがね

性格 おくびょう

特性 おうごんのからだ

努力値 H148 B4 C124 D4 S228

実数値 181-×-116-169-112-146

技構成 シャドーボール ゴールドラッシュ 10まんボルト トリック

 

言うまでもなく特性と耐性が偉く、カイリューと組み合わせることで無限の可能性を生み出せるポケモン。もちろん強いが最後まで100%で使いこなせたかどうかは怪しい。強いけど使いこなすのが非常に難しい。

10まんボルトは各水テラスや水ラオスに撃てて便利だった。飛行テラスにして自己再生を搭載している人もよくいるが、結局グライオンにはまもみがされてしまう為、それ解決になってないだろとよく思う。

 

 

・パオジアン@いのちのたま

テラスタイプ

性格 ようき

特性 わざわいのつるぎ

努力値 A252 B4 S252

実数値 155-172-101-×-85-205

技構成 つららおとし テラバースト ふいうち

つるぎのまい

 

択を1度合わせるだけで相手のサイクルを破壊できる崩し枠。

剣舞をするタイミングがかなり難しく、使っていて非常にハラハラした。ママングライへの勝率は5-5くらいだったので、もっといい調整や型があったかもしれない。

爽快感は本構築No. 1

 

・ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ みず

性格 おくびょう

特性 こだいかっせい

努力値 B220 C36 S252

実数値 130-×-103-160-155-205

技構成 ムンフォ たたりめ でんじは あまえる

 

無難。ミラーを考えて最速にし、ラオスのアクジェやパオのつぶてを考えてBに厚くした。

Cは異常祟り目でH振りのハバタクカミを確定で落とせるライン

ハバタクカミミラーの同速で試合が決まりそうな展開では消極的にテラスを切っていたが、シーズンが終わった今でもそれが間違いだったとは思わない。

思考停止気味に水テラスでの採用だったが、こいつにテラスが欲しい場面は基本的に、ラオスのアクジェ、パオの礫、ハバタクカミミラーの3つしかないため、水テラスで正解だったと思う。

 

 

・オオニューラ@オボンのみ

テラスタイプ ゴースト

性格 わんぱく

特性 かるわざ

努力値 H252 B252 S4

実数値 187-150-123-×-100-141

技構成 フェイタルクロー インファイト

ほのおのパンチ どくびし

 

偉すぎる先発要因 「なんかひけ!」

ウーラオス、ハバタクカミ、パオジアン、オーガポンに対して2回以上の行動保証があり、フェイタルクローを撃ってから次の行動を決めることができるため、立ち回り的にもかなり安定した。

50%で追加効果を引けるとどくびしを撒いて退場→ハバカミで祟り目の動きが非常に強力だった。

 

サイコショックカミやサイコファングパオジアンが上位帯にあまり数がいなかったのも幸いした。(当たると即負けなので増えると厳しい)

 

 

選出パターン

vs対面スタン

オオニューラ+ハバタクカミ+カイリュー

 

vsランドカミラオス、キョジ入り、フロル展開

ディンルー+カイリュー+サーフゴー

 

vsバレルイーユイ系統

オオニューラorディンルー+カイリュー+サーフゴー

 

vsディンカイサーフ

@3の取り巻き次第だが、そこにパオジアンがいると正解が分からない。

オオニューラorディンルー+カイリュー+サーフゴー

 

vsママングライ

ディンルー+パオジアン+@1

 

vsアグロサイコ(イエッサン+テツノカシラ)

オオニューラ+ディンルー+カミorサフゴ

 

 

終わりに

対戦数100戦以内で高い勝率を維持しながら、20を達成できたことと、純粋にディンカイサーフが楽しかったこと、2つ重ねて嬉しいです。

S16も楽しみながら潜ります。

ありがとうございました!

 

【S12 最終288位】カバツキ対面展開スタン

 

S12お疲れ様でした。本当に簡単にですが記事を書きます。

 

TN たかちーぽけ 122勝 84敗 最終288位 レート2007

TNけい 98勝 62敗 最終821位 レート1927

 



 

【構築コンセプト】

・対面的に積みエースを着地、展開する。

・読み行動をなるべく必要としない試合展開を作る。

 

 

〜以下個体紹介〜

 

カバルドン

テラスタイプ 水

性格 腕白

特性すなおこし 

育成 H252 B44 D212

実数値 215-132-158-×-119-67

持ち物 オボンのみ

技構成 地震 あくび ステルスロック 吠える

 

調整意図

HD-C特化ガチグマのノーマルテラスブラッドムーン確定耐え

通常ブラッドムーン+大地の力をオボン込みで確定耐え

あまりB

 

トドロクツキと相性のいい起点作り要因

実際にはパオジアンやウーラオスやオーガポン、火力アップアイテムのあるガチグマなど2発で倒されることが多いため、なかなか上手く扱うのが難しい。

初手に投げることは殆どせず、2番手から展開することが多かった。それでも選出率はまずまずくらいであった。

 

 

 

・トドロクツキ

テラスタイプ 飛行

性格 いじっぱい

特性 こだいかっせい

努力値 H212 A36 B132 D4 S124

実数値 207-180-108-×-122-155

持ち物 ブーストエナジー

技構成 アクロバット はたきおとす りゅうのまい はねやすめ

 

調整意図

A-ブーストエナジーでAが上がるため、上昇効率を考えて10n (上昇後A216)

HB-A特化カイリューのノマテラ神速2耐え

S-最速セグレイブ+3  +2でエナジーツツミ抜き

 

前期と全く同じ。シーズンを通して過去環境の中で最も個体数が多いくらいに流行っていたが、そもそもこいつが強い事なんてレギュBから分かっている。

後述のハバタクカミにちょうはつを採用する事で、こいつのちょうはつをはたきおとすに変えて採用できたのが非常に偉かった。アクロバット1ウェポンだと不意の電気テラスや鋼テラスで止まってしまうがそれがなくなる上に純粋にはたきおとすが技として強かった。

 

 

 

ジバコイル

テラスタイプ 草

性格 控えめ

特性 アナライズ

調整 H252 B4 C4 D236 S12

実数値 177-×-136-166-140-82

持ち物 とつげきチョッキ

技構成 放電 ラスターカノン ボルトチェンジ ボディプレス

 

調整意図

特殊耐久がギリギリのため、ほぼHD

S-麻痺した最速ウーラオス抜き

 

あまり選出しない。ハバカミとツツミが同居しているような構築相手には割と選出する。

 

ほうでんの枠は10万ボルトが採用されることが多いが、裏のポケモンの圏内に入れば充分なので、こいつに火力を期待しておらず、上振れ狙いのほうでんを採用。

 

ボディプレスの枠はテラバーストが採用されることが多い印象だが、そもそもジバコイルにテラスタルを切る展開が弱いと思い採用せず。

ハピラキに対して打点になっていてたまに刺さる。

 

ウルガモス

テラスタイプ 水

性格 おくびょう

特性 ほのおのからだ

調整 H244 B220 S44

実数値 191-×-113-155-125-138

持ち物 アッキのみ→ラムのみ

技構成 ほのおのまい おにび ちょうのまい あさのひざし

 

調整意図

S 1舞で最速ツツミ抜き あまりHB

 

2体目の積みエース

終盤はパオジアンが増加していたため、刺さりが良かったと思う。(なお最終日だけでも氷柱怯みだけで突破されたり零度を1発で当てられたりと散々ではあった)

鬼火は自身で詰めに行く動きに加え、後続の起点を作れる点も非常に優秀

 

あくびガチグマが多すぎたことを受け、最終日のラスト10試合くらいだけ、持ち物をラムのみで使っていた。

 

ウルガモスというポケモンは6世代から大好きだが、詰ませ性能が高いこの型もお気に入りの型である。

 

 

 

・ハバタクカミ

テラスタイプ 水

性格 おくびょう

特性 こだいかっせい

調整 H124 B252 S132

実数値 146-×-107-155-155-189

持ち物 ゴツゴツメット

技構成 ムーンフォース たたりめ でんじは ちょうはつ

調整意図 HB A200ウーラオスのすいりゅうれんだを99%耐え

S 準速パオジアン、最速トドロクツキ抜き

 

初手置きめちゃつよポケモン

ブーストエナジーが発動しないことでメガネを警戒させられるので下手な交代ができず、目の前のポケモンに確実に役割を遂行しやすい

特に本構築は初手にウーラオスを呼びまくるので、逆にそれをカモりまくっていた。

シンプルにでんじはによる妨害に加え、ちょうはつ+裏のトドロクツキで相手のカバルドンに強く出られたり、裏がウルガモスの場合でもステロから守ったりできる。

 

・パオジアン

テラスタイプ フェアリー

性格 いじっぱり

特性 わざわいのつるぎ

調整 A252 B4 S252

実数値 155-189-101-×-85-187

持ち物 きあいのタスキ

技構成 つららおとし じごくづき せいなるつるぎこおりのつぶて

 

普通のパオジアン

とにかくトドロクツキが増えていたので積極的に投げた。その他イダイトウ入りに対してもラス1に残して立ち回ることを心掛けていた。

 

フェアリーテラスなのはどうせ切らないから。よいこのみんなはせめてゴーストで使おう

 

ざっとこんな具合です。

今期は終盤が年末になるのでガッツリ潜るか未定です。

 

 

 

【S11.最終488位】レート2006 ガチツキウルガ積みリレー

 

 

 

S11お疲れ様でした。

レギュレーションE開始シーズンと共にかなりのインフレシーズンになりましたが、久しぶりに2000を達成したので簡単に構築記事を書きたいと思います。

 

結果

TNたかちーぽけ 109勝70敗 最終488位 レート2006

 

f:id:takachitan:20231103113508j:image

 

 



 

構築作成経緯〜

相変わらず大好きなトドロクツキを軸に考え始めた際に、鋼テラスのスケショカイリューの増加やアカツキガチグマの解禁、変わらず個体数の多いでんじはハバタクカミによって、トドロクツキを単体のエースとして通すことがこれまで以上に難しくなっていると感じた。

 

そこで、「縦の並びで解消する」+「片方にでんじはが入ってもハバカミを対面処理して2枠目の積みエースをでんじはから守る」という着想を持った。そしてトドロクツキが打点のない鋼タイプに強い2枠目の抜きエースとして鬼火アッキウルガモスに注目した。

 

当初はこの2匹にカバルドンを組み合わせて使っていたが、砂とウルガモスシナジーが悪かったため、カバルドンをガチグマに変更した。

この3体を基本選出として考え、残りを最低限のサイクル+対面を意識して組んでいった。

 

 

 

 

単体解説

ガチグマ

テラスタイプ 水

性格 ひかえめ

特性 しんがん

努力値 H244 B52 C116 D76 S20

実数値 219-×-147-187-95-75

持ち物 オボンのみ

技構成 ブラッドムーン だいちのちから しんくうは あくび

 

調整意図 HB-A200ウーラオスインファイト確定耐え

C実数値187 11n

Dあまり

Sミラー意識で気持ち

 

スペックお化け。元のDが高くないため、多少のD振り+オボンによって特殊耐久もHCチョッキとほぼ同程度のラインを実現できている。当たり前だがオボンを持たせたことによって物理により強く、あくびによってブラッドムーンのデメリットが実質なしになるシナジーを誇る。

 

またあくびで相手の裏を見ることによって試合の展開を決めやすい。

テラス読みや引き読みをされる中、初手ウーラオスやパオジアン対面でもブラッドムーンを押せるのが非常に強かった。

 

 

トドロクツキ

テラスタイプ 飛行

性格 いじっぱい

特性 こだいかっせい

努力値 H212 A36 B132 D4 S124

実数値 207-180-108-×-122-155

持ち物 ブーストエナジー

技構成 アクロバット ちょうはつ りゅうのまい はねやすめ

 

調整意図

A-ブーストエナジーでAが上がるため、上昇効率を考えて10n (上昇後A216)

HB-A特化カイリューのノマテラ神速2耐え

S-最速セグレイブ+3  +2でエナジーツツミ抜き

 

最強の積みエース、見た目がかっこいい。

前期と全く同じ。ちょうはつはケアされることがほぼないため、あくびで流そうとしてくるカバや残飯ガチグマ、エンペ、その他ドヒドイデやゴツメカイリューにも刺さる。その一方で鋼テラスカイリューに打点がないが、裏にウルガモスを置くことによって縦の並びで解決を図っていた。

 

竜舞のイメージが強いが無理に積まずとも、対面でチョッキガチグマに殴り勝てるくらいには対面が強い。

 

 

 

ジバコイル

テラスタイプ 草

性格 控えめ

特性 アナライズ

調整 H252 B4 C4 D236 S12

実数値 177-×-136-166-140-82

持ち物 とつげきチョッキ

技構成 放電 ラスターカノン ボルトチェンジ ボディプレス

 

調整意図

特殊耐久がギリギリのため、ほぼHD

S-麻痺した最速ウーラオス抜き

 

ツツミとカミに対して滅法強い引き先として採用。

選出率は1番低いが、出した試合は非常に活躍した。ツツミに対してはブーストエナジーを消費させないと上からアンコールで後続が一生積み技を使えないため、ツツミに対する引き先という明確な役割があった。

相手のポケモン3体以上に受け出せる時は積極的に選出した。

 

 

 

ウルガモス

テラスタイプ 水

性格 おくびょう

特性 ほのおのからだ

調整 H244 B220 S44

実数値 191-×-113-155-125-138

持ち物 アッキのみ

技構成 ほのおのまい おにび ちょうのまい あさのひざし

 

調整意図

S 1舞で最速ツツミ抜き あまりHB

 

本構築における圧倒的MVP。圧倒的詰ませ性能を誇る要塞である。

テラス+おにび+アッキによる起点の範囲が凄まじく、炎オーガポン以外の殆どの環境の物理アタッカーは起点にできた。

このポケモンで最後に詰めに行く動きの他、2体目に出した時にテラスを切らずに鬼火で起点を作り、後続のトドロクツキに繋ぐ動きも非常に強力だった。

 

なおシーズン中は性格を図太いで使っており、補正の兼ね合いでこれよりB実数値が3低い個体で戦っていたことを、この記事を書いて調整を見直している時に初めて気がついた。だがそれでも充分強かった。

 

 

 

・オーガポン

テラスタイプ 岩

性格 ようき

特性 がんじょう

調整 A252 B4 S252

実数値 155-172-105-×-116-178

持ち物 いしずえのめん

技構成 つたこんぼう ウッドホーン つるぎのまい みがわり

 

対面駒その1

汎用性を保ちながらキョジオーン+オーガポンの並びを崩せるポケモンとして当初は期待していた。

身代わりが珍しいのか、ドヒドやサケブシッポ、クイックターン組によく刺さっていた。また初手アローラキュウコンに対して初手つるぎのまいを押せるとアドバンテージがデカい。

鋼タイプに打点がない以外は申し分なかった。

 

受けループを崩せるように炎オーガポンにしてもよかったかもしれない。無難に強かったが検討の余地はあり。

 

 

・パオジアン

テラスタイプ フェアリー

性格 いじっぱり

特性 わざわいのつるぎ

調整 A252 B4 S252

実数値 155-189-101-×-85-187

持ち物 きあいのタスキ

技構成 つららおとし じごくづき せいなるつるぎこおりのつぶて

 

対面駒その2 強い、ひたすらに強い。

ウーラオスがいない構築相手やディンルー入りに対してよく選出し、前述のオーガポンよりも選出率は高かった。

対面構築のスタンパ相手には技の通りがかなりよく、レギュCやレギュDよりはこのポケモンに対するマークが薄かった気がしている。

フェアリーテラスなのは元々せいなるつるぎの枠をテラバーストで採用していたから。ただゴーストテラスにしてもガチグマのしんくうはを受けられない上、スケショカイリューの個体数を考えると特段変える必要がないような気もする。

 

 

 

【基本選出】

・vs対面構築

初手ガチグマ+トドロクツキ ウルガモス

 

メジャーなガチグマ入りスタンのような対面構築相手に対する選出

ガチグマで初手殴り勝つorあくびで裏を見て展開するプランが明確な勝ち筋。数的不利をとってもツキとウルガがそれぞれ試合をひっくり返す性能を持っているのが強みである。

 

 

・vsサイクル構築

初手ガチグマ+トドロクツキ+オーガポンorジバコイル

キョジオーン絡みやチオンジェン絡み、キラフロル入りなどに対する選出。相手の並びによって多少変わるが基本的にこの4体から選択になる。

間違ってもウルガモスなんて投げてはいけない。

 

・対面選出

初手パオジアン+トドロクツキ+@1

ディンルーやカバルドン入りに対して対面的に殴り勝てそうな相手に対する選出

 

 

 

【重たいポケモン

キノガッサ 

1-1では誰も勝てないので初手にパオを合わせて怯み期待、後ろからウルガモスを展開してほのおのまいの起点にする。

 

・最速ウーラオス

トドロクツキが準速ウーラオスまでしか抜いていないので苦しめ、剣舞とか積まれると相当苦しい。

 

・コノヨザル

ステロいのちがけまで仕事をされてしまう。

ガチグマでブラッドムーンを撃ち、いのちがけの被害を減らしたい。

 

ご覧の通り構築全体で格闘の一貫が凄まじい。来期はハバカミ、サフゴ、カイリュー辺りをしっかりと採用したい。

 

 

 

何か質問があれば、Twitter @Pyro_tkctk_cまでお願いします。

https://twitter.com/Pyro_tkctk_c

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

【S10 最終507位】カバツキジバコ攻めサイクル

S10お疲れ様でした。

TNたかちーぽけ 78勝 49敗 1914 最終786位 

TNけい 59勝 32敗 1944 最終507位

 




2ロム安定して3桁に乗せれたので、2000まで目指せばよかったなと思います( ᐢ o̴̶̷̤   ̫ o̴̶̷̤ ᐢ )*

 

 

 

〜簡単な構築作成経緯〜

ずっと使ってるトドロクツキをエースとして使いたい→クッション兼起点作りとしてカバルドン

3枠目にそれまではサーフゴーを使っていたが、相手のハバタクカミ、テツノツツミに対して引き先になれず選出できなかったのでチョッキジバコイルに変更して採用

 

そこから単体で強いパングロ水ラオス、高火力特殊アタッカーとしてスカーフイーユイをそれぞれ試してみたところ、初手にも出しやすくかなりしっくりきたので定着。

6枠目にステロと合わせて抜きエースになれそうで、かつ対処が苦手なヘイラッシャ絡みやキョジオーン軸に圧力をかけられる珠ツツミを採用して完成。

 

 

 

〜単体解説〜

 

カバルドン

テラスタイプ 水

性格 腕白

特性すなおこし 

育成 H244 B108 D156

実数値 214-132-167-×-112-67

持ち物 オボンのみ

技構成 地震 あくび ステルスロック 吠える

調整意図

HD-C187メガネハバカミのテラスムンフォ確定耐え

あまりB

 

かなり前の調整だが、現環境でも特に何も困らなかったのでそのまま使用した。

刺さりがよければ初手に投げたいポケモンだが、実際には2番手から出すことが多かった。

 

 

トドロクツキ

テラスタイプ 飛行

性格 いじっぱり

特性こだいかっせい

調整 H212 A36 B132 D4 S124

実数値 207-180-108-×-122-155

持ち物 ブーストエナジー

技構成 アクロバット 挑発 竜の舞 羽休め

 

調整意図

A-ブーストエナジーでAが上がるため、上昇効率を考えて10n (上昇後A216)

HB-A特化カイリューのノマテラ神速2耐え

S-最速セグレイブ+3  +2でエナジーツツミ抜き

 

堂々たる構築のエース

ここまで耐久に振ることによって、数多の殴り合いを制することができる。

タイプ上、環境で増加傾向にあったイーユイやイダイトウに強く、じゃれつくを切ってる個体が多かったのでオーガポンすら対面で積みにいけた。

挑発があることによって、ディンルーやゴツメ電磁波カイリューなども起点にできる。

 

 

ジバコイル

テラスタイプ 草

性格 控えめ

特性 アナライズ

調整 H252 B4 C4 D236 S12

実数値 177-×-136-166-140-82

持ち物 とつげきチョッキ

技構成 放電 ラスターカノン ボルトチェンジ ボディプレス

 

調整意図

特殊耐久がギリギリのため、ほぼHD

S-麻痺した最速ウーラオス抜き

 

実は初めて使ったポケモン。ハバカミやツツミに対して引き、ボルトチェンジで裏を削りながら有利対面を作りにいく。

 

ほうでんの枠は10万ボルトが採用されることが多いが、裏のポケモンの圏内に入れば充分なので、こいつに火力を期待することがなく、上振れ狙いのほうでんを採用した。

 

ボディプレスの枠はテラバーストが採用されることが多い印象だが、そもそもジバコイルにテラスタルを切る展開が弱いと思い採用を見送った。

ボディプレスにしたことによってラッキーに対して打点を持てるようになり、受けループの基本選出であるドヒドラッキーラッシャに対してはカバルドンのステロと合わせて単体でeasy winできた。

 

 

ウーラオス(れんげきの型)

テラスタイプ 鋼

性格 いじっぱり

特性 ふかしのこぶし

調整 H252 A76 B116 D4 S60

実数値 207-176-135-×-81-125

持ち物 パンチグローブ

技構成 すいりゅうれんだ アクアジェット ドレインパンチ ビルドアップ 

 

シーズン9上位構築の構築記事からそのまま調整を拝借したもの。

A-11n 

HB-特化パオジアンの弱点テラバースト確定耐え

A200ウーラオスインファイトが49.2〜57.9%

S-多くのパンチグローブラオスより早く

 

間違いなくレギュD最強のポケモン

純粋に単体性能が非常に高く、初手から投げまくっていた。実際めちゃくちゃ強かった。

初手のウーラオスミラーでビルドアップがかなり安定する。初手ウーラオスミラーを勝てればビルドを積んだ状態で裏と対峙でき展開有利。初手からそのまま3タテを決めることもしばしば。

 

リーチを広げるためのアクアジェットは外せない。れいとうパンチはカイリューにしか撃たない上に、ゴツメカイリューには構築全体で強めなのでそんなに欲しい場面はなかった。

 

ただシーズン途中で解禁されたオーガポンが耐久振りの個体が多く、水流アクジェをミリ耐えされる事が非常に多かったため、今後はもう少しAを伸ばさないと使いにくいかもしれない。

 

 

イーユイ

テラスタイプ 悪(ゴーストか炎推奨)

性格 ひかえめ

特性 わざわいのたま

調整 H4 C252 S252

実数値131-×-100-205-140-152

持ち物 こだわりスカーフ

技構成 ふんえん あくのはどう サイコキネシス オーバーヒート

 

特に語ることのないスカーフイーユイ

構築全体でウーラオスに対する引き先がないので、打点となるサイコキネシスを採用している。

もう少し耐久が欲しい場面も多かったが、Sを落とすと準速スカーフウーラオスに上を取れなくなるので削れるところがなかった。

 

実際の運用としては刺さっている構築相手に初手から投げたり、カバルドン展開から一貫を作りに行く動きをしていた。

かえんほうしゃではなくふんえんを採用する事で、カイリューなど物理相手に起点になりにくくなるのが非常に偉かった。

 

 

テツノツツミ

テラスタイプ 鋼

性格 おくびょう

特性 クォークチャージ

調整 B4 C252 S252

実数値 131-×-135-176-80-206

持ち物 いのちのたま

技構成 フリーズドライ ハイドロポンプ テラバースト みがわり

 

メジャーどころへのダメージ計算

鋼テラバースト→無振りハバタクカミをちょうど1確 H振りに対しても砂かステロ込みで1確

珠フリドラ→H252ヘイラッシャに対して82.8〜98.0%

 

最後まで諸説だった6枠目

「火力があって撃ち分けもできるツツミがいたら強くね?」という気持ちから生まれたポケモン

鋼テラスで身代わりしたらキョジオーンにも強くね?などと思っていたが、実際には再生守るで受けられてしまう悲しいポケモン

とは言え対ドヒドイデや、対セグカミラッシャみたいなところでたまーに刺さっていた。

選出誘導や圧力で仕事していたかもしれないが、構築全体では最も役割が薄いポケモンなので、見直すとしたらまずこのポケモンなのは間違いない。

 

 

【基本選出】

初手イーユイorウーラオスカバルドントドロクツキ

より刺さっている方を初手に置く。パオジアンがいたらイーユイがやや優先。

このパターンが7割

 

その他

・初手カバルドン 裏トドロクツキ ジバコイル

ツツミ、カミが同居している構築 及び受けループ相手

・初手トドロクツキ 裏カバジバコ

トドロクツキに毒びしを入れたくない場合

 

 

【重たいポケモン

キノガッサ  対面では誰も勝てない

・つぶてパオジアン 舞ったツキが縛られやすい

・珠テラバパオジアン ウーラオスがテラバを耐えない 大体カバでテラスを強要されたのち、裏のカミとかに掃除されて負ける。

・ラム剣舞パオジアン 欠伸に対して剣舞された瞬間に冷や汗が止まらない、カバで水テラスを切ってでも欠伸を入れ直すが怯んだら世界が終わる

 

・テツノブジン アンコール持ちが多かった。

 

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