【S21最終208位】レギュG総括 日食ネクロズマの歩み

たかちーぽけです。

前期と全く変わっていませんが、日食ネクロズマ単体の考察を含めて構築記事とさせて頂きます。

 

戦績

TN たかちーぽけ 79勝39敗 最終208位 レート2003

TNけい 75勝42敗 最終456位 レート1924

 

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ディンルー@フィラのみ

テラスタイプ どく

性格 わんぱく

特性 わざわいのうつわ

努力値 H212 A4 B140 D124 S28

実数値 257-131-179-×-116-69

技構成 カタストロフィ ステルスロック まきびし ふきとばし

 

全体の選出率は3割くらい。

ホウオウ軸やルギア軸など、サイクルが長期化する構築相手に選出する。

ミライドン構築に対してはほぼ100%投げる。

撒菱型もレギュGでかなり浸透したため、特筆することがあまりない。

 

 

 

カイリュー@ゴツゴツメット

テラスタイプ フェアリー

性格 わんぱく

特性 マルチスケイル

努力値 H244 B172 S92

実数値 197-×-150-120-120-112

技構成 ほのおのうず アンコール でんじは はねやすめ

 

今期はスケショ持ちのコライドンが多く、また渦カイリューの個体数も若干増加気味だったせいかこちらの型をケアされることも多かった印象。

それでもネクロズマとのサイクル相性は抜群だった。

 

型の都合上、でんじはが技構成に自然に採用されたが、多くの構築に対してカイリューネクロズマの2体を選出していたため、麻痺×回復技×積み技という強い要素を相手に押し付けることができていたのが、構築パワーの底上げに繋がっていたように思う。

またミライドンの電気技やハバタクカミのムーンフォースなどをアンコールして退場し、裏のネクロズマの起点を作る動きがレギュGを通して常に強力だった。

 

 

ネクロズマ@たべのこし

テラスタイプ 地面

性格 ようき

特性 プリズムアーマー

努力値 H244 A28 B4 D4 S228

実数値 203-181-148-×-130-138

技構成 フォトンゲイザー じしん あさのひざし りゅうのまい

 

本構築のエース

エースでありながら性能をテラスタルに依存せず、どくびしやステルスロックに怯えなくていい点が非常に偉く、これらに怯えることなく後ろから選出できるのが強み。

あさのひざし+たべのこしの回復コンボで対面から起点にできる範囲がかなり広く、対面的に削って誤魔化そうとしてくる相手の立ち回りを容易に咎められる。

 

 

竜舞型と他の型との比較

(他シーズン上位構築参照)

 

・トリル剣舞

トリックルームによる切り返しがミラコラ黒バド、その他パオカミなどに対して優秀そうだが、技構成の兼ね合い上、再生技を搭載することが難しく、ディンルーやヘイラッシャ、グライオンなどに引かれてトリルターンを稼がれ、トリルが切れた頃に再度出てくる高速ポケモンに役割集中でゴリ押される展開が発生するため、型として信頼できなかった。

剣舞あさのひざしにすると、ただ硬いけど火力も何も中途半端なポケモンになるためそれも考察の時点ではしっくりこなかった。

 

・ラムのみ剣舞、ラムのみ竜舞

状態以上ケアのラムのみだが、自分が地面テラスの日ネクを使っていたため、自然に麻痺のケアができており、ラムのみがどこに対して有効なのかいまいちピンとこなかった。ヘイラッシャやラウドボーンに対してどうしても居座りたいなら身代わりでいいし、それが無理なら引き先を用意すればいいと思っている。

 

・竜舞みがわり型

同じテラスタイプ、持ち物で、フォトンゲイザー地震りゅうのまいまで同じだが、ラスト1枠に身代わりを採用するか、あさのひざしを採用するかという問題。

技構成1つの問題だが、みがわりかあさのひざしかで正直全く別の型だと言えるほどだと思っており、どちらにも強みはあるが、あくまで単体の性能として見た場合、あさのひざし型の方が遥かに性能が高いと考える。

 

身代わりが活きるのが、ラウドボーンやヘイラッシャのあくびや地割れ、

 

その他、たとえば竜舞+1で体力が半分のネクロズマvs相手の悪ウーラオス(同じく体力半分とする)のラス1対面を考えると、身代わりの場合は、身代わりをはれる回数は2回だが、あさのひざしの場合、残りppの数だけ不意打ち択を受けることができる。

上記のシチュエーションは例なので限定的に思えるかもしれないが、試合の中で竜舞を詰んだターンに相手から攻撃を被弾してネクロズマのHPが半分程度削れている。みたいな状況は頻発しており、その状況で、身代わりを残すorあさのひざしで体力管理をすれば相手の後続のポケモンの1撃を耐えることができる。みたいな状況が非常によく起こる。

その際にあさのひざし型であれば、目の前のポケモンに対して体力管理をしながら2回目のりゅうのまいを狙いに行く。という立ち回りが取れるようになるのは、身代わり型にはないあさのひざし型の大きな強みである。

 

テラパゴスや白バドを初めとした、鋼の耐性によるタイプ受けが可能なポケモンに対して引き先になりながら体力管理ができる点を考えても、個人的にはあさのひざし型を勧めたい。

 

 

 

 

オーガポン@いどのめん

テラスタイプ

性格 ようき

特性 ちょすい

努力値 H252 A4 B108 D4 S140

実数値 187-141-118-×-117-162

技構成 つたこんぼう アンコール やどりぎのたね みがわり

 

こいつはマジでクソ強かった。

まずつたこんぼうが受けづらい相手は安易な交代が取れない。そこを変化技をアンコール→身代わりで対面突破する動きがシーズンを通しても多く決まった。

カイオーガ軸やホウオウ軸、ルギア軸、鈍足が多い構築相手には積極的に投げた。

 

 

イーユイ@こだわりスカーフ

テラスタイプ ほのお

性格 ひかえめ

特性 わざわいのたま

努力値 H4 C252 S252

実数値131-×-100-205-140-152

持ち物 こだわりスカーフ

技構成 あくのはどう かえんほうしゃ ふんえんオーバーヒート

 

黒バド軸に対するフィニッシャーとして採用

実際にはスカーフバドレックスの霊テラスアスビが2発受かっていなかったり、取り巻きにステロを撒かれるとまともに受け出しすることが厳しかったりで、対黒バドはこいつがいても正直不利と言わざるを得ない。

終盤はザシアン+ランドロスみたいな並びが爆増しており、こいつ1体で数多のザシアン軸を葬った。

 

 

 

 

オオニューラ@オボンのみ

テラスタイプ ゴースト

性格 わんぱく

特性 かるわざ

努力値 H252 B252 S4

実数値 187-150-123-×-100-141

技構成 フェイタルクロー インファイト

シャドークロー どくびし

 

コライドン軸や、黒バドパオカミラオスみたいな対面構築に対する初手要因としてよく投げた。

特に本構築は初手にパオジアンを呼びやすいため、そこを逆によくカモってくれた。

コライドン軸はコライドンから、黒バド軸は黒バド以外から入ってくることが多く、その点は噛み合っていたが、順位が上がるにつれてコライドン軸にグライオンが同居している割合が高くなっていたのが辛かった。

どくびしは黒バドの絶妙な耐久ずらしや、ステロと違って継続ダメージであることによるタスキ潰しの点で非常に有効で、黒バドに対してもディンルーではなくこいつを積極的に選出した。

ただ不利構築に対する誤魔化し枠であることには変わりはなく、常にこいつの代わりとなれる枠はずっと探していたが、結局見つからなかったのは悔やまれる。

 

 

9月からのレギュHはプールが狭く、個人的には苦手な環境になりそうですが、楽しみつつ頑張って行けたらと思います。

S21お疲れ様でした!